宮古島の6月とは?
沖縄本島よりも温暖な気候に恵まれている宮古島では、6月も楽しみなイベント・行事が開催されます。もちろん6月の宮古島は旅行、観光目的で訪れても、南国の離島でしか味わえない魅力たっぷりのアクティビティを満喫することができます。
ただし、6月の宮古島は中旬(年によっては下旬)まで梅雨が続きます。そのため、6月の宮古島旅行を楽しむときは、いくつかのポイントを意識しておくようにしましょう。今回は宮古島の6月の天気や服装、イベントやアクティビティ情報をご紹介します。
天気
まずは6月の宮古島の天気をご紹介!前述のように、6月の宮古島は5月中旬ごろからの梅雨前線活発化により、本格的な梅雨期に入っています…。そのため、雨はもちろんのこと、湿度が高い日が多くなります。
宮古島の6月は平均気温27.2℃、1日最高気温(平均値)が29.9℃と夏本番の気候になります!しかし、湿度84%ということからもわかるように、梅雨が明ける6月中旬、もしくは下旬まではジメジメとした環境の日が多くなります。ちなみに湿度84%という数字は、宮古島の月別平均湿度で年間通して最も高い数値です。また、東京の同時期よりも約10%ほど高い数値であることからも、6月の気候がジメジメとした状況なのが確認できますね。
このような理由から宮古島に住んでいる現地の人は、6月は除湿機や除湿剤などをフル活用してカビ対策を施しています。とはいえ、6月の後半でも、梅雨が明けた後はカラッとした爽やかな天気に恵まれ、海水温も上昇しますので、快適な宮古島旅行を思う存分満喫できるようになります♪
服装と持ち物
6月の宮古島旅行で意識しておきたいのは、できるだけ軽やかな服装にするということです。梅雨明け前の宮古島は非常に湿度が高いため、吸水性や風通しの悪い服装は不快指数が高まる原因になります。
湿度が高いと精神的にも不快な気分に陥りやすいですから、それを軽減するには、風通しのよい衣類や汗をかいてもさらっとした肌触りを維持できる吸湿、吸水性能に優れた衣類を着用するようにしましょう!半袖のTシャツ、ショートパンツ、薄手のスカート、コットンやリネン素材を使った衣類がおすすめです。
6月の宮古島旅行では、準備しておくと便利な持ち物があります。
まず、1点目は薄い長袖の衣類などです。6月の宮古島は夏本番の気候になりますから、気温のみでいえば長袖の衣類は不要です。ただし、梅雨明け後の宮古島は非常に強い太陽の光が注がれるため、日焼け防止、紫外線対策を施す必要があります。日焼け、紫外線対策の方法は複数ありますが、最も簡単にできるのは袖付きのシャツや薄手のカーディガンなどを羽織ることです。また、同じく日焼け、紫外線対策のアイテムとして以下のようなものを用意しておくと便利です。
・日焼け止め
・サングラス
・アームカバー
・帽子
・日傘
アームカバーとは、腕まですっぽり覆うことができる女性用の長手袋のことを指します。これらのグッズを準備しておけば、肌を守りながら宮古島旅行を楽しむことができます。
その他、梅雨の時期に宮古島旅行に行く場合は、折りたたみ傘やレインコート、タオルなどの雨対策グッズを用意しておくのもよいでしょう!海に入る予定がある方はサンダル、水着なども必需品です。
主なイベント
① MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL
MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVALは「離島の子どもたちに本物の音楽を聴かせ、大きな夢を与えたい」という趣旨のもと、2005年6月に始まったイベントです。例年6月に開催されるこのイベントは、歴代の出演者も非常に豪華!ORANGE RANGE、ONE OK ROCK、MONGOL800、ソナーポケット、HYなども過去に出演しております!MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVALは、全国でもひと足早く開催される夏フェスということもあり、毎年地元の方だけではなく、全国各地から多くの音楽ファンが訪れています。
開催年によっては前夜祭、後夜祭も組まれているため、音楽と宮古ブルーを両方満喫したいという方は、開催日前後に合わせて旅行スケジュールを組むのもおすすめです!前述のようにMIYAKO ISLAND ROCK FESTIVALは例年6月開催ですが、年によっては5月に開催することもあります
②ツール・ド・宮古島
ツール・ド・宮古島とは、美しい宮古ブルーの海沿いを気持ちよく走ることができる自転車イベントです。ツール・ド・宮古島も例年6月(2019年は5月25日、26日)に開催されており、自転車好きはもちろんのこと、南国気分を味わいながら体を動かしたいという方などからも支持されているイベントです。
このイベントはタイムを競うロード部門と、自分のペースで思い思いに走ることができるサイクリング部門で構成されています。青い海に囲まれた宮古島を爽快に走り抜けることができるイベントは数少ないため、宮古島旅行の記念に参加してみてはいかがでしょうか。
③宮古水まつり
宮古水まつりとは、宮古用水の歴史や地下ダムの仕組みなど、宮古島の水事情を広く知ってもらうためのイベントです。宮古用水は、「宮古島に水を」という地元の強い願いから建設された大規模地下ダムの建設により誕生しました。現在、この地下ダムの水はパイプラインにより、宮古島本島のほぼ全域に送配水されています。
また、宮古用水が完成したことで、サトウキビなどの作物生産が活発になりました。宮古水まつりは例年地下ダム資料館付近で開催され、大型プールやウォータースライダーなどの水遊びも楽しむことができます。
2018年は残念ながら中止となってしまいましたが、小学生や中学生ぐらいの子どもは社会勉強にもなるため、家族連れの宮古島旅行にはぴったりのイベントです。なお、宮古水まつりは年によって開催日が7月になることもあります。
④海神祭(かいじんさい)
海神祭(かいじんさい)は、文字通り海の神様に感謝をし、豊漁を祈願するお祭りです。宮古島は四方を海に囲まれた離島です。つまり海とともに暮らしてきた宮古島にとって、海神祭はなくてはならないお祭りでもあるのです!
ちなみにこの海神祭は地元・沖縄では「ハーリー」とも呼ばれています。海神祭は毎年旧暦5月4日に開催され、豊漁の祈願の他にもサバニと呼ばれる伝統漁船でレースを行います。ハーリーは沖縄県で約600年続く伝統的な行事です。
旅行や観光で取り上げられることが多い青い海やアクティビティだけではなく、宮古島の歴史なども肌で感じたいという方にはおすすめのイベントです♪
まとめ
6月の宮古島は梅雨期と梅雨明け後で気候が異なります。そのため、6月の宮古島旅行を検討している方は、雨と紫外線の2つの対策を行っておくとよいでしょう。仮に梅雨明け後に宮古島を訪れるときは、夏仕様の持ち物でも問題はありません。
6月の宮古島は定番のアクティビティの他にも、沖縄伝統のお祭りなども開催されます。時間に余裕がある方は、これらの沖縄ならではの行事やイベントにも足を運んでみてはいかがでしょうか。6月の宮古島旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!