9月1日
東京都江戸川区平井に事務局を置き、雇用労働条件の改善と人材育成などを行う「東日本基礎工業協同組合」が1993年(平成5年)に制定しました。
日付は「く(9)い(1)」(杭)と読む語呂合わせからです。
基礎工事現場での殉職者の慰霊と基礎工事の安全作業を推進する日となっております。
同組合では、記念日を制定以来、この日に基礎工事現場での殉職者の慰霊祭を高野山東京別院において行ってきたが、1997年(平成9年)より「くいの日」に安全大会を行うようになり、その中で高野山東京別院から僧侶を呼んで黙祷を捧げた後、殉職者の慰霊と工事作業の安全祈願を行っています。
くい(杭、pile)は、建築物の固定や目印のために地中に打ち込む棒状のものです。
古くは木製であったが、現代では条件によって金属製やプラスチック製のものを用いることもあります。
杭を埋設することを杭打ち、その機械を杭打ち機といいます。
くいを使った慣用句には、「出る杭は打たれる」(才能・手腕があってぬきんでている人は、とかく人から憎まれる)、「焼け木杭(ぼっくい)に火が付く」(一度焼けた杭は火が付きやすいところから、以前に関係のあった者同士が、再びもとの関係に戻ることの例え)があります。
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