9月19日
長崎県佐世保市が1999年(平成11年)に制定しました。
日付は「く(9)じゅうく(19)しま」(九十九島)と読む語呂合わせからです。
「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟する九十九島は大小208の島々からなる風光明媚な景勝地です。
九十九島の魅力を国内のみならず海外に向けてその魅力を発信していくことを目的としています。
記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
この日を中心として、水族館・遊覧船・飲食店などの複合施設「九十九島パールシーリゾート」で「九十九島の祭典」が開催されています。
九十九島(くじゅうくしま)は、長崎県の佐世保市と平戸市にかけての北松浦半島西岸に連なるリアス式海岸の群島です。
1955年(昭和30年)に全域が「西海国立公園」に指定され、「日本百景」にも選定されています。
島の総数は公式には208とされています。
その殆どは無人島や岩礁で、人が住む有人島は黒島と高島、それに本土から橋で行き来できる前島と鼕泊(とうどまり)島の4つとなっております。
九十九島パールシーリゾートから遊覧船「パールクィーン」が出航している他、シーカヤックやヨットなどのマリンスポーツも盛んです。
江戸時代、平戸藩主・松浦静山が、秋田県の象潟九十九島(きさかた くじゅうくしま)に倣い名付けたとされています。
また、測量に訪れた伊能忠敬は、「七十に 近き春にぞ あひの浦 九十九島を いきの松原」(70歳に近い春を相浦で迎えたが、九十九島のように99歳まで生きたいものだ)と狂歌を残しているそうです。
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