12月5日
1945年(昭和20年)のこの日、大西洋上でアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機が訓練飛行中に突然消息を絶ちました。
このフロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島の三点を結ぶ三角形の海域では、100を超える船や飛行機が行方不明になっていると言われており、魔の三角海域「バミューダトライアングル」(Bermuda Triangle)として有名になりました。
超常現象を取り扱う雑誌や書籍、テレビ番組の報道によると、通過中の船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つ海域とされています。
また、消息を絶つ直前にコンパスや計器の異常などの兆候があるといわれています。
その原因にはいくつかの仮説が唱えられ、ブラックホール説、宇宙人説、メタンハイドレート説、マイクロバースト説などがあります。
この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作されています。
しかし、実際にはこの海域のみ遭難事故が多いという事実はなく、魔の三角海域が「伝説」として広く知られるにつれ、「遭難が多発する地帯」という誤った認識が広まってしまったという指摘もあります。
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