
今日は 中小企業・零細企業の日 です。
本日6月27日は、経済の基幹を支える大切な存在に目を向ける「中小企業・零細企業の日(国際中小企業デー)」です。
この記念日は、2017年(平成29年)4月の国連総会で制定された国際デーの一つです。英語では「Micro-, Small and Medium-sized Enterprises Day:MSME Day」と表記されます。世界経済において極めて重要な役割を果たしている零細・中小企業の重要性を広く認識し、これらの企業を支援するための意識や行動を世界全体で高めていくことを目的としています。
零細企業や中小企業の定義は、国や業種によって様々です。たとえば日本において「零細企業」は、一般的に「経営規模の極めて小さな企業」を指しますが、法的な区分では「小規模企業者」に該当します。具体的には、卸売業・サービス業・小売業では従業員数が「5人以下」、製造業・建設業・運輸業などのその他の業種では「20人以下」と定められています。
日本における「従業員300人未満」、あるいは欧州連合(EU)における「250人未満」といった規模の零細・中小企業は、世界中のほとんどの国において経済の基幹(背骨)を担っており、特に発展途上国で重要な役割を果たしています。驚くべきことに、世界全体の企業数のうち90%以上をこれらの中小・零細企業が占めており、全雇用の60〜70%、国内総生産(GDP)の50%を生み出しているとされています。
また、これらの企業は世界中で重要な雇用と所得創出の機会を生み出しており、貧困緩和や地域開発を進める上での主要な原動力として認識されてきました。女性や若者、貧困家庭の人々など、社会的に弱い立場にある労働者を多く採用する傾向があるのも特徴です。さらに、農村部などでは地域唯一の雇用の受け皿となることも多く、生活の安全や安心を確保するためのセーフティーネットとしての役割を果たすべき存在ともされています。
