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梅雨明け間近♪

コラム

上原 誉

筆者 上原 誉

不動産キャリア7年

一生に一度の買い物『マイホーム』。
お客様の気持ちになり、一番ベストな物件をご提案させて頂きます。

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

琉美不動産の上原です!!

沖縄はまだ梅雨ですね(´;ω;`)

例年より梅雨明けが伸びているみたいです。

という事で今回のコラムは、梅雨が早く明けて欲しいので、梅雨明けの行事「糸満ハーレー」について書いてみました。


 昔から、ハーレー鉦が鳴ると梅雨が明けると言われていますが、糸満では毎年旧暦の5月4日に糸満漁港中地区内で、海の恵みに感謝し、よりいっそうの大漁と航海安全を祈願して、勇壮な糸満ハーレーが行われます。
 糸満ハーレーは、古い時代(今から450年前とも580年前とも言われている)に豊見城の城主で後に南山王となった汪応祖(おうおうそ)が、中国で見てきた行事をこの地に伝えたとされており、今では、旧暦の8月15日に行われる糸満大綱引きと並んで糸満の二大年中行事の一つとして地域の人々の中に定着し、唯一の海の祭りとして盛大な催しになっています。


 

 この行事は、大漁と航海安全を祈願するウミンチュ(漁師)の祭りであることから、現在は、漁民の代表である糸満漁協の組合長が行事委員長を務め、糸満市や地域の人々の協力の下に執り行われています。

 また、糸満の古くからの伝統的な行事であるため、今でもその伝統が守られており、古い時代の集落である西村、中村、新島の3つのムラに分かれて、ムラ対抗で行われています。それぞれのハーレー舟(サバニ)には、12名(漕ぎ手10名、舵取り1名、鉦打ち1名、御願バーレーはデーフィが1名加わって13名)のハーレーシンカ(ハーレーの舟に乗るメンバー)が乗り込み、各ムラの名誉のために覇を競い合います。※「デーフィ」とは旗振り役。
 現在、行われているハーレー競漕には、御願バーレー(グルーウグヮン)、アガイスーブ、クンヌカセー(転覆競漕)、中学生バーレー、青年団バーレー等のムラ対抗による競技と、地域の人々の参加による高校生競漕、教員団競漕、職域競漕等があり、また、一般参加のアヒル取り・スイカ取り競争も行われています。その中で御願バーレーとアガイスーブは最も歴史が古く、この行事の御願事(神事)や儀式と深い関わりをもち、古くからこの行事を代表する競技とされています。※「アガイスーブ」とは長距離レース



 行事当日は、早朝から山巓毛(サンティンモー:字糸満の中央部にある丘)で、祭祀を司る南山ヌルや糸満ヌル、神人達によって古式に則ったハーレーの御願が執り行われます。御願が終了すると御願バーレーの競技が開催される習わしです。※「ヌル」とは祝女のこと。

 

 御願バーレーが終わると、ハーレーシンカは、競漕の先着順に字糸満の氏神である白銀堂(拝所)に行き、それぞれの代表が神人から盃を受けます。その後、境内で円陣を作り、それぞれのムラのハーレー歌を歌って奉納することになっています。ハーレーシンカが帰った後、神人達は白銀堂近くの海岸にあるスーシ(竜宮の拝所)から御願バーレーが無事終了したことを竜宮の神に報告することになっています。

 また、行事の最後を飾る上アガイスーブの競技開始前には、古式に則って村船(現在は行事委員会の本部船)を港内の中央に浮かべ、この周囲を円形状に各ムラのアガイスーブのハーレー舟が西村、中村、新島の順に ハーレー歌を歌いながら左回りで三周する儀式があります。

 アガイスーブは、ハーレー競漕の中で最も長丁場の2,150m(御願バーレーは850m)の距離を、力と技を競い合いながら全力で漕ぎ抜き、海の男の心意気を見せる最高の場になることから、これに優勝することは、この行事の最高の名誉とされ、それだけに、この優勝チームの得点は大きく、これの順位如何では競技の総合優勝を大きく左右することから、各ムラとも腕力、技量ともに秀でた、えり抜きの漕ぎ手をそろえ、盤石の態勢で勝負に臨みます。



 アガイスーブが終わると、ハーレーシンカは、競漕の順位とは関係なく、古式に則って西村、中村、新島の順にヌン殿内(糸満のヌルの家)にいき、「御門入りば香さ、内入りば勝てぃ、だんどぅ内所、勝い美らさ」の歌詞でハーレー歌を歌いながら門を入っていきます。そして、シンカ全員が「ヌル」から盃をうけ、庭内でそれぞれのムラのハーレー歌を歌い奉納することになっています。

このようなことから、糸満のハーレーは御願で始まり、御願で終わる行事と言われ、ハーレー競漕も御願バーレーから始まって、中学生バーレー、クンヌカセー、職域競漕等の余興的な競漕がつづき、最後にアガイスーブで締めくくることになっています。競技に出場しない糸満のアンマー(婦人)達は、自分の村のハーレー舟を熱狂的に応援します。

 

 3万人を超える見物客には、外国人も多く国際色豊かな行事です。糸満市では、糸満ハーレーの他に字喜屋武、字名城においても伝統的なハーリーが行われます。しかし、去年に引き続きコロナの影響で今年も糸満ハーレーは中止となってしまいました。来年には開催できることを祈っております。

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