お家さがしをしよう
お家さがしをしている中で、建物に関しては色んな建築会社を回って、木造が良い・RC造が良い、間取りはこんな感じの間取りが良いなど、ワクワクしながら決めていくと思うのですが、その中で一番重要になってくるのが土地探しだと思います。
自分の地元の土地が良いのか、それとも今住んでいる近辺で探すのか、またお子さんが小学校や中学校に通っている方であれば、その学校区で探すのか、皆さん色々な事を考えながら探していくと思います。
良い土地が見つかったとしてもそこには建物建てられない区域だったとか、そういった経験がある方もいると思うのですが、今回は土地に関してご説明していきます。
都市計画区域
土地には、都市計画区域が定められています。
大きく2つに分けられています。
●市街化区域
積極的に住宅や店舗などを建てる地域で、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を行っていく区域です。
この地域には用途地域を必ず定めることになっています。
自治体によって、公園、道路、下水道などの施設の整備やインフラの整備も重点的に行われる区域です。
●市街化調整区域
市街化を抑制する地域で、自然環境を保つことが目的になっている地域で、市街化を防ぐためにお家を建てる際には建て方や建てられる規模など、様々な制限が設けられている区域です。
これ以外に「非(未)線引き区域」という区域区分が定められていない都市計画区域もあります。
非線引き区域は急いで市街化される可能性が低い地域だけど、将来的に市街化するかもしれない地域のことです。
この区域は比較的他の区域と比べ、規制が緩い地域となっております。
都市計画区域以外のエリア
都市計画区域以外のエリアもあって、「都市計画区域外」と「準都市計画区域」とゆうものもあります。
用途地域とは
市街化区域の中で、土地の利用をする際にその地域の特性を考慮した上で取り決められている地域のことです。
大きく分けて3つあります。
住居系と工業系、そして商業系、この3つに分かれています。
さらに細かく分けていくと13種類に分かれています。
一つ一つ説明していきます。
住居系
●第一種低層住居専用地域
名前の通り、低層住宅が多い地域はこれにあたります。
一般の住宅や小中学校、保育所などが建てられます。
●第二種低層住居専用地域
こちらも低層住宅のための住居環境を守るために定められた地域で、一定規模のお店などが建てられます。
●第一種中高層住居専用地域
中高層の建物が建てられる地域で、大学や病院などが建てられます。
●第二種中高層専用住居地域
先程の第一種中高層住居専用地域よりちょっと大きいお店や事務所などが建てられます。
●第一種住居地域
こちらは第二種中高層住居専用地域よりも大きな建物が建てられます。
●第二種住居地域
ホテルやカラオケボックスなども建てられる地域です。
第一種低層住居専用地域から順にどんどん大きい建物が建てられるようになっていきます。
●田園住居地域
農業の利便の推進を図りつつ、良好な低層住宅の環境を守るための地域です。
●準住居地域
道路沿いで、地域の特性だったり利便を図りつつ、それらを調和した環境を守るための地域です。
商業系
●近隣商業地域
周辺の住民が日用品などの買い物をするための地域で、住宅や店舗の他にも、小さい工場も建てられる地域です。
●商業地域
銀行や映画館などが集まっている地域です。
●準工業地域
主に軽工業の工場やサービス施設などが建てられる地域です。
●工業地域
どんな工場でも建てられる地域です。
住宅や店舗なども建てられる地域ではあるのですが、病院や学校などは建てられません。
●工業専用地域
ここは名前の通り、工場しか建てられない地域となっております。
このように市街化区域の中でも細かく分けられていて、地域によって建てられる建物が分けられているので、お家探しをしていて良い土地を見つけたとしても、注意してお探しするようにしましょう♪
また、市街化調整区域には原則として建物は建てられませんが、絶対に建てられないわけではなく、決まっている条件をクリアすることで建物が建てられる事ができます。
それは次回ご説明していきます。
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