こんにちは!琉美不動産の上原です。
先日、休みの日に南城市をバイクツーリングしてきました。
奥武島をぐるっとまわったのですが、その時に僕の大好きな猫が沢山いて、一匹一匹触っていると耳がV字にカットされていることに気が付きました。これは地域猫のしるしで、去勢・避妊手術済の猫だそうです。
さらに気になったので、地域猫について色々調べてみました。
地域猫とは
猫と人間とが共存していくために、猫のホームレス化を防ぐことを目的とし『地域で適切飼育管理された猫』のことです。
また、野良猫のように地域に住み着いて飼い主のいない猫たちを、地域の住民が適切な管理や飼育(不妊・去勢手術や餌やり、清掃等)を行い、「地域猫」として位置付け、地域でホームレスな猫たちを減らしてゆく活動のことを「地域猫活動」と呼びます。
地域猫活動の主な内容
- 1.エサを与える
-きちんとエサを与えればゴミを漁らなくなります。
またエサを与えることによってエサを与える人に馴れ不妊・去勢手術の際に保護しやすくなります。 - 2.糞の清掃を行う
-猫は砂のある場所で糞尿をする習性を持っていますので、糞をしやすい場所をつくれば、そこで糞をするようになり糞の害が減り、また清掃も楽になります。 - 3.不妊・去勢手術を行う
-メスは発情期の大きな泣き声がなくなり、オスはオシッコの臭いがかなり減ります。そして不妊・去勢を行えば野良猫がその猫一代で終わりそれ以上増えません。また、オスがメス巡って喧嘩することもなくなり、縄張り争いも減るので、喧嘩の際に噛み傷より感染する「猫エイズ」の伝染を防ぐことにも役立ちます。 - 4.地域で話し合いを行う
- 野良猫の情報を交換し、苦情が出た際には早めに対処することが大切です。また、地域でコミュニケーションをとることにより、お互いに相手を知ることになれば話しもしやすくなり、猫のトラブルがあった際も激しいいさかいに発展することもかなり少なくなるでしょう。
まとめ
最近、僕が引っ越してきた地域にも地域猫がいて、近隣の方々に可愛がられています。
こちらの猫もちゃんと去勢されていて、トイレも決まったところでやり、とても上品な猫です(笑)。人間がちゃんと対応してあげれば、動物たちもそれに答えてくれます。
しかし、猫好きな人、猫嫌いな人、苦情を訴えられる行政や管理組合の人、三者の間でいざこざが絶えない地域も多くあります。なので、猫が嫌われないように地域の人の理解が必要で、思いやりを持ってみんなで一緒に考えることが大切だと思いました。