宮古島の5月とは?
だんだん日差しが強くなり、海の青は鮮やかさを増し、吹く風も暖かくなってくる5月の宮古島。気候だけ見れば「もう夏だっけ?」などと思うほどです。
宮古島にも多く自生する南国の花、『ハイビスカス』や『ブーゲンビリア』は一年中見られる花ですが、5月になり、夏に向けて色づくその赤はちょっと元気がなさそうな冬の赤とは全く違う、力強い、情熱的な赤になってきます。
また、東平安名崎に群生し、断崖絶壁にぽつりと生えている所を見ることもある『テッポウユリ』も見頃を迎え、アリアケカズラ、月桃など様々な花々が咲き乱れ、空と海の青に草木の緑、花々の赤や黄色が映える…そんな5月の宮古島の天気や服装情報とともにオススメアクティビティをご紹介いたします!
天気
5月の宮古島で最も人が集まるゴールデンウィーク前半は、爽やかな風が吹き、すっきり晴れていることも多く、まさに行楽日和が続きます。
しかしGWも終わり、中旬に入り始めると雲の量が増えてきて、雨が降ることも多くなってきます。(雲が少ないとかんかん照りでかなり暑い宮古島、地面をクールダウンしてくれる雨は恵みの雨と感じられるかも)南国のスコールのような雨が少しだけ降る日が数日続くと、雲の量もだんだん増えていき、5月の中旬~下旬頃には梅雨入りします。
宮古島の梅雨は、ジメジメと雨が降り続く本州の梅雨とは異なり、パッと降ってパッと止んだり、少し移動すると晴れ間が見えたりする短時間のスコールに近い雨なので、大丈夫!雨上がりにはきれいな美しい虹が見られることも多いです。山がなく、平らな大地の宮古島の虹は、きれいな半円型で、近くに大きく見えて、感動すること間違いなし!アクティビティやドライブ中に雨が降り出してもがっかりせず、虹を探してみてください!
ちなみに例年6月23日頃には梅雨明けします。本土より1ヶ月早い梅雨入り、梅雨明けですね。
平均気温:24.8℃(東京:18.7℃)
平均降水量:207㎜
服装と持ち物
「平均気温が24.8℃って言われても…本州とは気候が違いすぎて、服装や持ち物をどうしたら?」と悩む方も多いかと思います。平均気温が25℃弱の宮古島の5月は、東京では7月初めごろの気温です。(更に亜熱帯気候の宮古島は、湿気も高いです!)なので、基本的には5月の宮古島での服装はTシャツや半ズボンで大丈夫です。
ノースリーブやタンクトップも気持ちよいけれど、日差しが強いので肩が日焼けでヒリヒリになってしまうことも。また、飲食店やスーパーなどの店内は冷房が効いていて、かえって寒いくらいのこともあるので、薄手の長袖は一枚持っておくとよいです。
靴は、蒸れないし、楽だし、すぐビーチに出られるし、といいところしか無いサンダル一択です!高級店でガチガチのドレスコードがあるような店もほとんど無いので、気軽にサンダルで出かけましょう。
海の平均水温は約26℃と、なんと平均気温より温かいです!5月の宮古島はガッツリ海水浴やマリンアクティビティが楽しめる時期なので、水着は必ず持参しましょう!
主なイベント
①上野ドイツ文化村鯉のぼりフェスト
ゴールデンウィークに合わせた4月下旬から5月上旬にかけて、広い敷地内いっぱいに色とりどりの1千匹もの鯉のぼりが泳ぐ、上野ドイツ文化村の毎年恒例のイベントです。この鯉のぼりは全て、宮古島の児童や園児たちがそれぞれ、好きなように色を塗って手作りしたもので、手作りの鯉のぼりが泳ぐ規模では日本一とのこと!
ステージでは地元の子ども達のエイサー演舞があったり、広場には移動遊園地が特設されていたり、ほのぼのとした雰囲気で、親子連れや観光客で賑わいます。
②Miyako Island Rock Festival
「〜SAVE THE
SEA,SAVE THE SKY〜海に優しく、空に優しい、南の島のロックフェス」を掲げる、2005年6月にスタートした、トゥリバー地区で開催される、宮古島のロックフェスティバルです。例年10組前後が出演、歴代ではケツメイシ、東京スカパラダイスオーケストラ、下地暁、ORANGE RANGEなど豪華アーティストが出演しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?一足早く夏先取りの、時にはスコールも降る5月の宮古島を存分に満喫されて下さいね。多彩なアクティビティで、さらに充実した宮古島旅行になるお手伝いをさせてください!