宮古島の7月とは
7月の宮古島は旅行や観光を楽しむにはぴったりの時期です。その証拠に2017年には、観光客数が7月としては初めて90万人を突破しました。7月は全国的に梅雨が明ける時期ですが、宮古島の梅雨明けは例年6月ですので、7月はいってみれば「夏本番!」の環境が整っています。そのため、海水浴やマリンスポーツなどのアクティビティも盛んに行われています。
また、この時期は宮古島で栽培されている名物のマンゴーも旬を迎えるため、グルメ派の方にもおすすめです。今回は7月の宮古島の基本情報、天気、服装、持ち物、イベント、アクティビティ情報を解説します。
7月の天気
宮古島の7月は一言で表現するとまさに"夏本番"となります。夏の旅行というと「燦々(さんさん)と輝く太陽の下で思いっきり遊びたい!」といった声も多く聞かれますが、7月の宮古島はそのような方の願いを叶えるにはぴったりです。
7月の宮古島は平均気温が夏日になる25℃を超え、28℃~29℃となります。また、1日の最高気温(平均値)も30℃を超えるなど、海水浴やマリンアクティビティなどを楽しむには非常に適した時期です。
ちなみに最低気温(平均値)も25℃以上となるため、朝晩も冷え込むといった感覚はまったくありません。このような理由から7月の宮古島は朝晩過ごしやすく、日中は海などで大はしゃぎができる環境が整っているといえるでしょう。一方で都心のような不快な熱帯夜のような感じも無く、朝晩は比較的過ごしやすく感じられるかもしれません。
注意点としては7月の宮古島は、突発的にスコールのような雨が降ることです。これは天気予報が晴れでも見られる現象ですが、あくまでも一時的なものですので、急な雨に見舞われたときは慌てずに雨を凌げる場所で待機するようにしましょう。雨が上がったあとは、再び南国・宮古島らしい天気に戻ることがほとんどです♪
服装
先ほどもご紹介したように7月の宮古島は夏本番の気候ですから、基本的にはタンクトップやショートパンツといった軽めのもので問題はありません。特に気温30℃を超える日は熱中症にかかる可能性もあるため、熱がこもりにくい、風通しのよい服装を意識しておくようにしましょう。南国・沖縄のファッションを取り入れたいという方は、沖縄のイメージアップを図ることを目的に制作された「かりゆしウエア」などをするのもおすすめです。
おすすめ持ち物
夏の太陽の光を浴びながら海水浴やアクティビティを楽しむことができるのが大きな魅力です。しかし、夏の宮古島は非常に強い紫外線が降り注ぐため、日焼けやUV対策は必須となります!日焼けを気にされる女性などは、日焼け対策として薄めの羽織れる衣類を持ち物リストに加えておくのがベター。
また、海水浴やマリンアクティビティを楽しむ場合は、水着の上からTシャツやラッシュガードを着用するのもおすすめです。その他、以下のような日焼け対策、UV対策グッズを用意しておくと安心です。
・日焼け止め
・サングラス
・アームカバー
・帽子
・日傘
これらの定番アイテム以外にも冷却ジェルシートなどがあると、暑いときに体を冷やすことができます。7月の宮古島は気温も高いですから、熱中症対策として飲み物もしっかりと準備しておくことが大切ですね!海水浴や観光の際の飲み物は、ペットボトルをホテルの冷凍庫で凍らせたものを持参すると、冷却材代わりにもなるので良いですよ♪
イベント①サニツ浜カーニバル
宮古島市下地に位置する与那覇湾(通称:サニツ浜)で、毎年7月に開催される恒例イベントのひとつがサニツ浜カーニバルです。実はこの与那覇湾は、干潮時になると約700ヘクタール(東京ドーム約150個分)に渡る広大な干潟(ひがた)が出現します。干潟とは潮が引いたときに現れる海岸の浅瀬のことを指します。
サニツ浜カーニバルは、この巨大な干潟を利用してさまざまな競技やレクリエーションを楽しむイベントです。主な競技にはビーチドッジボールや、互いに胸を合わせ四つに組んで力と技を競う宮古角力(ミャークズマ)などがあります。
また、宮古島に古くから伝わるクイチャーやヨンシーなど、伝統の踊りもイベントを盛り上げる要素のひとつです。宮古島という地域を「もっと深く知りたい」という方には、おすすめのイベントといえるでしょう♪
イベント②宮古島夏祭り
宮古島中心街で開催される夏恒例の行事が宮古島夏祭りです。宮古島夏祭りは例年、平良市の西里、下里大通りを中心に3日間に渡って開催される宮古島で最も大きな夏祭りです。歩行者天国の場所では各団体の素敵なパレードが楽しめます。
また、商店街にも多くの出店が立ち並ぶため、南国の雰囲気で夏祭りを満喫したいという方にはぴったりのイベントです。ミス宮古の発表、大綱引き大会、カラオケ大会など、さまざまなイベントが開催されるため、老若男女が楽しむことができます。
まとめ
今回は7月の宮古島の基本情報、イベント情報などを解説しました。7月の宮古島は夏本番の気候であり、旅行をするには王道の時期ともいえます。しかし、最高気温が30℃を超える日も珍しくないため、日焼け対策や熱中症対策などもしっかりと施しておくことが大切です。
7月の宮古島旅行のプランで悩んでいる方は、同月開催予定のイベントを参考にして、一生の思い出に残るようなプランを組み立ててみましょう。