こんにちは!琉美不動産の山入端です。
今回は沖縄の伝統文化エイサーについて書いていこうと思います。
エイサーとは主に各地域の青年会がそれぞれの型を持ち、旧盆の夜に地域内を踊りながら練り歩く「道じゅね~」ことです。
山入端も那覇市の青年会の一員としてエイサーを踊ってきました!
コロナ禍のためなかなか開催できず3年ぶりの開催となりました。
僕たちの青年会は「地方・じかた」唄い手と「旗頭・はたがしら」「大太鼓・おおだいこ」「締太鼓・しめだいこ」「男踊り・おとこおどり」「チョンダラー」の5種類の踊りがあります。
地方
エイサーに絶対必要な存在です。各団体に必ず数人の地方がおり、三線(さんしん)を弾き鳴らしながら、民謡やエイサー節を唄い、踊り手のテンポをリードする重要な役割です。
旗頭
隊列の先頭に立ち、青年会の旗をかかげます。かなりの重量のある旗を曲のリズムに合わせてテンポ良く上下にふります。各青年会ごとに旗が違うのでそれも見所です。
大太鼓
エイサーの音頭取り的役割です。重量のある大太鼓を持つ体の大きさと体力も要求されます。大太鼓を抱えて動きが制限されながらもジャンプなどダイナミックな演技をします。
締太鼓
締太鼓は大太鼓とは違い、手に太鼓を持ちます。全体が揃った動きで体を動かし、大胆ですが細かく揃っている演技を見ると圧巻です。ちなみに僕はこの締太鼓として参加しました。
男踊り
エイサー踊りの基本で青年会によっては空手の型を取り入れているところもあります。
上手な方が踊ると渋さもあり、とてもカッコいいです。
チョンダラー
観客を盛り上げる等、道化的な役割をしつつ、エイサーの隊列を整えたりします。エイサーのキャリアを積んだベテランがこの役目を務めることが多いです。子供たちが怖がる姿もかわいいですよね!
エイサーの歴史
1603年、琉球王国時代に浄土宗が伝わり、葬儀や法事でニンプチャー(念仏者)が念仏歌を歌って霊を供養するようになったのが、エイサーの原型といわれているそうです。
その後、昭和初期に芸能化を強めたエイサーを踊るようになり、1956年にはじまった「全島エイサーコンクール」では、中部の青年会が中心となって技や衣装に工夫を凝らすようになり大きく進化しました。
女性の手踊りが華を添えるようになったのもこの頃からです。
旧盆行事以外でも、全島エイサーまつり(今は延期になってしまっていますが)や一万人エイサーなど日本各地でも披露されています。
まとめ
今回は沖縄の伝統文化エイサーについてご紹介いたしました。
お盆の時にエイサーを見に行くのも楽しみの1つとしていかがでしょうか?