今回は、10月9日に行われた那覇大綱挽について書きたいと思います。
残念ながら今年は参加は出来なかったのですが、来年は参加したいと思います。
ギネス認定世界一の大綱挽
那覇大綱挽は琉球王朝の時代にさかのぼり、国際交流都市として繁栄するに伴い、国王襲位の慶弔祝賀行事としてひかれるなど、琉球王国独特の大綱挽に成長し、1935年(昭和10年)まで挽かれてきましたが、沖縄戦で中断され、1971年(昭和46年)那覇市制施行50周年を記念して復活しました。
そして、1995年(平成7年)ギネス認定、さらに97年その記録を更新し、全長186m、総重量40トン220kg、綱直径1m58cm、手綱数236本、挽き手1万5000人、参加人員27万5000人と認定登録されました。
一般の方々も参加することができ、国籍や性別年齢を超えた一大イベントでテレビ中継されるほどの大行事に発展しています。
黒装束のむむぬちはんたー(股引半套)を身にまとった各地区の青年たちが舞う旗頭(はたがしら)が、この綱挽を応援する村の旗印であります。
西方 琉球王朝を統一させた尚巴志と 東方 最後の北山王攀安知(はんあんち)の対決
赤い台の上でそれぞれの大将がにらみ合い、綱引きが始まります!!
2022年10月9日開催!
8月17日那覇市の城間市長が、新型コロナの影響で2年連続で中止された那覇大綱挽について、県外で様々な祭りが再開されていることを踏まえ開催を決めたと発表しました。
参加者は3200名限定(先着順)
2022年は参加人数を縮小、3200名限定とし、綱も短くしての開催になりました。参加者数は2563名と発表されました。
2022年那覇大綱結果!まさかの、、、、
当日午前中の久茂地交差点で東の綱です。
西の綱です。今年は人数制限をしたため、短く、細くして綱の重さを約半分にしたそうです。例年ならワイヤーを入れて補強するそうですが、重量を軽くしたため、、、
まさかの切れてしまったそうです。
なので、結果は引き分けです!
嘉例綱を持って帰ろう!
那覇大綱挽に使われている綱は嘉例綱(かりーつな)とも呼ばれ、持ち帰ると平和・幸福・繁栄をもたらすと言われています。最後に持ち帰ることが出来ますが、今年は持ち帰れなかったそうです。
来年は持ち帰れると良いですね♪