宜野湾市にお住まいをお探しの方にとって、気がかりなのは周辺の病院ではないでしょうか。
市内に大きな病院があれば、何かあったときに助かるでしょう。
とくに、小さいお子さまやお年寄りがいるご家庭にとっては、重要な選択の条件です。
そこで今回は、宜野湾市にある海邦病院の概要・特徴・看護部についてご紹介いたします。
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宜野湾市海邦病院の概要
海邦病院の概要として、診療時間・沿革・理念をご紹介します。
診療時間
診療時間は午前の場合、9時～12時30分、受付時間は8時30分〜11時30分で、午後は受付時間 13時～17時、診療は14時〜17時30分です。
ただし、2つ以上の診療科を受診したい場合の受付終了は、午前ならば10時30分、午後は16時30分なので、ご注意ください。
沿革
海邦病院は1987年10月、近くにあるコンベンションセンターのオープンとほぼ同時に開設されました。
当時の院長は富名腰徹先生で、認可病床90床、当時の診療科は内科・脳神経外科・小児科・外科・整形外科・耳鼻咽喉科・理学診療科でした。
現在は理事長の富名腰先生は、地域のかかりつけ医になれるような地域医療を目指した開設だったと開設当時を振り返っています。
現在は息子の富名腰亮先生が院長になり、開設当時のかかりつけ医になれるような医療をめざしているそうです。
また、理事長となった富名腰徹先生は、医事功労県知事表彰を受賞しています。
理念
海邦病院の基本理念は、真心のこもった高度な医療です。
この基本理念に基づき、効率性・機動力・柔軟性を重視しています。
そして、向上心を持ったスタッフによるチーム医療をおこない、安全で開かれた良質の医療サービスの提供を心がけているのです。
さらに、すべての患者の人権・人格を尊重するなどの医療論理、安全で公平な医療を受けるなどの患者の権利も重視しています。
そのほか、患者に対しては、健康状態を正確に伝えて治療に専念するなどの医療を提供しています。
また、患者サービス7か条として、笑顔の挨拶等の項目が7つある点も、ここの病院ならではの患者サービスです。
●所在地：沖縄県宜野湾市真志喜2-23-5
●営業時間：午前：9時～12時30分（受付時間 8時30分～11時30分）、午後：14時～17時30分（受付時間 13時～17時）
●休診日：木曜日午後・土曜日午後・日曜・祝祭日
●アクセス方法：那覇空港から約30分、那覇新都心から約15分、高速道路西原インタ―チェンジから約13分、沖縄コンベンションセンターより徒歩 約8分
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宜野湾市海邦病院の特徴
この章では、海邦病院の特徴として、人間ドック、生活習慣病外来、小児デイケアを取り上げてご紹介します。
人間ドック
海邦病院では、健康で過ごすための定期的な健康状態のチェックとして、人間ドックの医療サービスをおこなっています。
人間ドッグは、生活習慣病の早期発見・予防の他あらゆる病気の予防にも役立つ健康チェックです。
診断機器や医療技術の進歩により、短時間でも精度の高い検査が受けられるようになったのです。
ここでは半日コースが実施されており、個人でも契約企業でも利用できます。
詳しくは病院のホームページをご覧になってみてください。
生活習慣病外来
生活習慣病外来では、糖尿病教育入院があり、糖尿病全般の正しい知識やどのような検査がおこなわれるかについて教えてもらえます。
そして、自己コントロールの3本柱として、食事療法、運動療法、薬物療法にも取り組みます。
申し込みは内科外来なので、入院費用など詳細は内科で尋ねてみてください。
糖尿病教育入院は、基本的には2週間ですが、1週間のコースもあるので、ご希望があれば相談してみましょう。
小児デイケア
子どもが熱を出したり下痢、嘔吐などで苦しんだりしているときなど、保育園や他の方には預けられません。
そのようなときに、安心して子どもを預けられるサービスが小児デイケア、すなわち病児・病後児保育です。
病院で具合の悪い子どもを診てもらえるならば、仕事を休めない親御さんにとっては助かるでしょう。
空きがあれば当日でも利用でき、事前登録などの必要はなく、朝の8時30分からの連日利用可能です。
ただし利用の際は、かかりつけのお医者様を記入する利用申込書と利用登録書・同意書を提出しなければなりません。
対象年齢は生後4か月〜小学校の低学年までですが、相談に応じるようになっています。
また、宜野湾市外の方も利用可能ですが、料金は市内の方よりも少々高くなるので、ご確認ください。
そして、この病院は宜野湾市子育て支援給付対象施設になるため、宜野湾市生活保護・非課税世帯免除もあります。
利用時間は月〜金曜日の8時30分〜17時30分、お迎えは17時20分までになっており、延長はありません。
お休みは土日祝日、年末年始で、利用登録書・同意書で小児デイケア利用の確認が必要です。
詳しくは小児ケア室に問い合わせてみましょう。
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宜野湾市海邦病院の看護部
さいごに、宜野湾市海邦病院の看護部における理念、目標、地域活動についてご紹介します。
理念
海邦病院の看護部は、真心のこもった適切な看護実践が理念です。
そのような理念を実現するために看護部で取り組んでいるのは、患者さんの命と権利を尊重した看護、患者さんの意思を尊重した安全で安心な看護です。
その他、看護倫理を遵守し質の高い看護を提供するための自己研鑽、組織の一員としての病院経営への参画も心がけています。
そして、地域連携室と協働した看護活動を通しての地域への貢献も実践しています。
このように掲げられた理念に基づいた海邦病院の看護師像は、ニーズに合ったケアができ、根拠に基づいた措置やケアが可能な看護師です。
また、患者に適切な在宅復帰支援ができ、常に患者に寄り添える点も大事にしています。
目標
より良い看護サービスの提供で、地域に根ざし信頼される看護部をめざす方針があり、それを達成するための目標が、人材育成、看護ケアの質向上、職場環境の改善です。
人材育成の面では、クリニカル・ラダーの導入によるスタッフの実践力の可視化、リーダー育成プログラムを活用した、リーダーの育成などをおこなっています。
看護ケアの質向上としては、知識・技術・臨床判断力の向上や急性期・回復期・慢性期の各時期における適切な看護の提供に努めています。
また、職場環境の改善として考えられるものの一つは、看護記録の方法を見直したうえでの効率化と実践の可視化の促進です。
他にもさまざまな目標を達成するための対策があり、日々の業務に活かしています。
地域活動
看護部では、地域の方々に向けた取り組みを多数用意し、地域に根ざした医療を実践しています。
たとえば、公民館や老人ホーム、地域包括支援センターなどで、骨粗鬆症についての学習会の開催、訪問看護師による出張健康チェックをおこなっています。
また、医療・看護職を目指す学生のためのイベントとして、小中高生の職場体験学習を開催している点も特徴です。
とくに、人気が高いのはふれあい看護体験で、看護職を志す近隣の高校生を多数受け入れ、未来の看護師の育成に力を入れています。
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まとめ
海邦病院は1987年10月に開設されて以来、地域の病院として多くの方々の役に立ってきました。
現在も理念や目標に基づいたさまざまな医療ケアをおこないながら、病気のために保育園で見てもらえない子どもを預かる小児ケアなどがあります。
さらに看護部では、より良い看護サービスを提供するために、理念や目標を掲げて日々の業務に励んでいるのです。
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