宮古島の春の天気・天候
3月は宮古島で唯一、春を感じられる季節。4月になると暑い日が多くなり、夏の日差しが降り注ぎます。
3月の宮古島の気温は最高気温が23度、最低気温が17度ぐらい。昼と夜の気温差が小さく、夜になっても気温が下がらないのが本土と大きく異なります。
4月の宮古島は沖縄の県花である『デイゴ』のハナが徐々に咲き始めます。気温は更に上がり、夏の入り口近い気候になり、セミが泣き始めます。
5月に入りGWが明けると真夏日のような日差しが差し込み紫外線も強くなり始めます。この頃から梅雨が始まり、全体的にジメジメし始めます。
宮古島の春の服装
3月は長袖シャツや薄手のコートを羽織れば過ごせるくらい快適な気候となってきます。この時期の朝方はまだまだ冷えますが昼頃になれば暖かくなるで服装には注意して出かけましょう。
5月に入るとかなり暑くなってきますので半袖でも過ごせるくらいの気候になってきます。クールビズする人もよく見かけるようになります。
宮古島の春のイベント
春先のイベントで代表的なものといえば海開きです。4月に入ると気温が高くなってくるので海の温度も高くなり、天候が良ければ海水浴を楽しむことができます。また4月には全日本トライアスロン宮古島大会が開催され全国からアスリートが集います。
5月には宮古島のテーマパーク・うえのドイツ文化村にて鯉のぼりフェスト、1年間の航海安全と豊漁を祈願する伝統行事・ハーリー(海神祭)が行われ多くの人で賑わいます。
宮古島ハーリーとは、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に、宮古島の各漁港で1年間の航海安全と豊漁を祈願する伝統行事。「サバニ」と言われる沖縄の伝統的な小型漁船でレースが行われます。
沖縄県内各地で「ハーリー」が行なわれますが、宮古島では参加者全員で伝統的な踊りである「クイチャー」を踊ってからハーリーがスタートします。その後、海の恵みに感謝し、航海安全と豊漁を祈願する「御願(うがん)ハーリー」が行われ、大漁旗を掲げた漁船のパレードが続き、大漁旗をなびかせながら来場者へ自慢の旗を披露します。それが終わると、子供や婦人会、各企業や学校関係者によるハーリーの対抗リレーが行われます。
地域によっては、小中学生対象に船の上からパイナップルを投げ、子どもたちが泳いで取り合う余興もあり、子どもから大人まで楽しく参加できる伝統行事です。