3月6日
それまでは日米航空協定により、日本の航空会社は世界一周路線を持てませんでした。
日本航空の世界一周はアジアの航空会社としても初の世界一周路線でした。
また、日本の航空会社として唯一の世界一周路線だったそうです。
世界一周路線とは、単一の航空会社により出発地となる空港から出発して地球を一周し、再び出発地に戻る定期路線のことです。
1972年(昭和47年)に廃止されるまでの5年間、東京→香港→バンコク→ニューデリー→テヘラン→カイロ→ローマ→フランクフルトまたはパリ→ロンドン→ニューヨーク→サンフランシスコ→ホノルル→東京という路線で運行されていました。
廃止された理由は大西洋路線が不振だったことに加え、1972年に日本航空が連続航空事故を引き起こし、国際路線用のDC-8型機を3機失い運航可能な機材が減少したからである。
2015年(平成27年)現在、日本に世界一周路線は存在しないが、乗り継ぎ路線での世界一周は可能です。