12月7日
1886年(明治19年)のこの日、横浜・明治屋に日本初のクリスマスツリーが飾られたとされています。
このクリスマスツリーは横浜の外国人船員のためのものだったそうです。
ただし、この年よりも前に日本においてクリスマスツリーが飾られていたという情報もあります。
株式会社明治屋は、1885年(明治18年)に横浜・万代町にて創業した会社で、現在は東京都中央区京橋に本社を置き、食料品・和洋酒類の小売・輸出入、船舶に対する納入業を営む小売業者です。
1900年(明治33年)に、同社が東京・銀座に進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになり、同じ頃には、神戸でクリスマス用品の生産が始まりました。
日本のクリスマス行事は、1928年(昭和3年)の朝日新聞紙上で、「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるほど定着していました。
クリスマスツリー(Christmas tree)は、クリスマスのために飾り付けられた木です。
旧約聖書の『創世記』に登場する「知恵の樹」の象徴とされています。
別名の「聖樹(せいじゅ)」とも呼ばれています。
クリスマスツリーには常緑の針葉樹の主に幼木が用いられており、アメリカでは、年間数千万本もの生木のツリーが流通しており、最も生産本数が多いオレゴン州だけでも700万本を超えるそうです。
これら商業目的で生産されるツリーのほとんどは、規模が大きいため森林ではなく農地で生産されています。
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