移住を考える際、物件の間取りや立地条件はもちろん、そのエリアの住みやすさをチェックしたうえで検討したいですよね。
とくに子育て世帯の方は、自治体がどのような子育て支援事業をおこなっているのかも気になるポイントではないでしょうか。
そこで今回は、沖縄県の読谷村の子育て支援事業について解説します。
読谷村にお住まいをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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読谷村の子育て支援1:講座・教室
読谷村は、沖縄本島の中部にある村で、日本の村のなかでも人口が多いことで知られています。
自然豊かな環境と暮らしやすさが魅力の村で、沖縄県内だけでなく、県外から移住する方も多く見られます。
読谷村ではさまざまな取り組みをおこなって子育て世帯をサポートしているため、ファミリー層にも人気です。
読谷村でおこなっている子育て支援のなかでも、「講座・教室」「産後ケア事業」「ファミリーサポートセンター」に注目して解説します。
まずは、1つ目の子育て支援として、自治体が開催している講座・教室について見ていきましょう。
読谷村では、子育て世帯向けに以下のような講座・教室を開催しています。
●マタニティ教室
●離乳食ステップアップ教室
●産前産後サポート事業
どのような講座・教室なのか、順番に解説します。
マタニティ教室
妊婦さんとその家族を対象に、妊娠中の経過の話や必要な食事、母乳に関すること、赤ちゃんのお風呂の入れ方や家族の役割などを学ぶことができます。
マタニティ教室に参加した妊婦さん同士で情報交換をするのも、参加する楽しみの1つです。
教室は1クールに4回ありますが、参加できる回だけの出席も可能です。
離乳食ステップアップ教室
離乳食の進め方や調理方法、発育を促す生活のリズムなどを学べる教室で、生後5か月半~7か月頃のお子さんがいる方を対象にしています。
お子さんの月齢の関係で教室の対象外の方も、個別に相談できます。
産前産後サポート事業
妊娠中~産後1年未満のお母さんと家族を対象にした交流の場です。
子育てに関することを学んだり、ほかのお母さんたちと話したりなど、気軽に参加できます。
会場には託児スタッフも常駐しているため、赤ちゃんを連れて参加しても安心です。
このように、読谷村では、産前から産後の不安や悩みを気軽に相談したり、子育てについて学んだりできる場を設けています。
どの教室も予約が必要です。
役場に連絡して、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
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読谷村の子育て支援2:産後ケア事業
2つ目の子育て支援として、読谷村がおこなっている産後ケア事業について解説します。
産後ケア事業とは
産後ケア事業とは、出産後の身体と心のケアや、赤ちゃんの育児に関する相談・指導をおこなって産後の生活をサポートする事業です。
具体的に、以下のような支援をおこないます。
●お母さんのケア(乳房のケア、授乳・沐浴の指導、保健指導など)
●赤ちゃんのケア(発育測定、沐浴、スキンケアなど)
●育児に関するアドバイスや悩み相談など
利用できるのは、読谷村に住む産後1年未満のお母さんと赤ちゃんです。
利用回数と費用
産後ケアを利用する際には、事業の種類に応じて費用が発生します。
また、利用回数に上限があります。
具体的には以下のとおりです。
宿泊型
1泊2日を1回とし、3回まで利用できます。
利用料は、1回あたり4,200円です。
日帰り型
日帰り型には、3時間と6時間の2種類があり、合計で7回まで利用できます。
利用料は、3時間で1,000円、6時間で2,200円です。
訪問型
訪問型は、2回まで利用できます。
1回あたりの利用料は、1,200円です。
なお、市町村民税非課税世帯と生活保護の方には免除制度があります。
課税世帯の場合は、5回を上限とし、1回あたり最大2,500円減額されます。
利用の流れ
産後ケアを利用するためには、役場に申請する必要があります。
申請書類に必要事項を記入して提出すると、2週間ほどで利用承認通知書と利用券が届きます。
書類が届いたら、同封されている産後ケア利用可能施設や助産師のリストから希望するものを選択し、直接予約してください。
利用日当日は、役場から送られてきた利用承認通知書を提示し、利用券を施設の担当者に渡します。
そのときに利用料を現金で支払う仕組みになっています。
予約した日に都合が悪くなり、変更やキャンセルが必要になった場合は、利用予定日の前々日の17 時までに施設に連絡してください。
連絡をしなかった場合や、変更の期限に遅れた場合は、キャンセル料を施設に支払わなければならないため注意しましょう。
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読谷村の子育て支援3:ファミリーサポートセンター事業
最後に、3つ目の子育て支援として、読谷村がおこなっているファミリーサポートセンター事業について解説します。
ファミリーサポートセンター事業とは
ファミリーサポートセンター事業とは、子育ての援助を受けたい方(利用会員)と、援助をおこないたい方(サポート会員)がそれぞれ会員となり、地域で相互援助活動をおこなう事業です。
全国共通の養成講座を修了した提供会員が有償でサポートする活動で、読谷村のファミリーサポートセンターが委託した団体が運営しています。
具体的なサポート内容として、以下のようなものが挙げられます。
子どもの送迎
●保育園の送迎
●学童クラブへの送迎
●子どもの習い事への送迎
残業で送迎できなくなった場合に利用する方が多く見られます。
子どもの預かり
●保育園や学校の放課後
●学校の夏休み
●冠婚葬祭や兄弟の学校行事
●保護者の病気療養
そのほか、買い物に出かけたい、仕事の面接に行きたいなど急な用事にも対応できます。
美容院に行きたいなど、リフレッシュのために子どもを預かってほしいといった場合も気軽に利用できますよ。
ファミリーサポートセンター事業の仕組み
まず、ファミリーサポートセンターに会員登録が必要です。
そして、ファミリーサポートセンターが、会員同士の相互援助活動のマッチングや連絡、調整をおこないます。
利用会員がファミリーサポートセンターに援助の申し込みをすると、サポート会員に援助を依頼し、サポート内容や日時などの調整をおこなったうえで援助活動をおこなう仕組みです。
サポート会員は、サポーター養成講座を受けており、活動についてもファミリーサポートセンター保障保険に加入しているため、安心して利用できます。
利用料金
ファミリーサポートを利用する際は、以下の料金が発生します。
●平日(月曜日~金曜日)の7時~18時:600円/1時間
●平日(月曜日~金曜日)の18時~7時:700円/1時間
●病児・病後児や土曜日・日曜日・祝日の7時~24時:700円/1時間
●宿泊を伴う預かり(21時~7時):500円/1時間
サポートを依頼した場合は、活動が終了したら、上記の利用料金を報酬としてサポート会員に支払います。
子育てをしていると、用事で子どものお世話ができないときもあります。
また、自分の時間が取れなくて心が疲れてしまうこともあるでしょう。
そのような場合に、ファミリーサポートを利用することで、気持ちに余裕が生まれます。
お母さんと赤ちゃんの心の健康のためにも、困ったときは気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
沖縄県の読谷村は、産前から産後に役立つ講座・教室を開催したり、産後ケア事業をおこなったりして、子育て世帯を積極的にサポートしています。
また、子どもの送迎や預かりなどの有償ボランティアをマッチングするファミリーサポートセンター事業にも取り組んでいます。
読谷村は子育て世帯にとって心強いサポートがあるため、安心してお引っ越しを検討してくださいね。
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